「ffbe幻影戦争」対峙!
二人の若者がそれぞれ
荒れ狂う夜を走り抜け
プレイヤーの期待、希望、幻導石
そして金…
全てを飲み込む漆黒の闇の世界
傭兵所へと向かった
~~傭兵所~~
運営「ほ、ほらよ。さっさと引いて帰ってくれ!」
ドンッ!
ラムザの前にくじ引きをつき出す
運営は恐れていた
この男が来ると良いことが起きない
前回の神引き
この男の仲間達の粗っぽさ
そして今だかつて
Mogu軍から全てを搾り取ったことがない
こいつらは絞っても絞っても
地のそこから這い上がってくる
底が知れないのだ……
ラムザ「ふふふふふ…アルマ。やっと会えるよ?兄さんに会いたかっただろ?待たせたね、今迎えにいくから。」
ラムザはくじ引きに手をかけた
その時…
バンッ!
傭兵所の扉が勢いよく開けられる
囁き「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
ラムザ「ちっ、やはり気づいて追ってきたか…。お前は本当に厄介な小娘だなぁ…囁き。」
囁き「!!!」
囁きはすぐに気づいた
いつものラムザとは様子が違う事に
囁き「ラムザ、やっぱりここにいたのね…。あなたの好きにはさせないわ。」
ラムザ「あははははは!ほんと煩いな君はいつもいつも。僕の邪魔ばかりしてくる…。なんなんだよお前は。」
囁き「目を覚ましなさいラムザ。あなたが無料10連を引く権利なんてどこにもないのよ。」
ラムザ「はぁ?何いってんだよお前…僕はこれで妹に会うんだ、邪魔しないでくれ。」
囁き「妹?ラムザ…あなた妹がいたの?」
ラムザ「あぁ、そうさ。アルマって言うんだ。お前と違ってとてもお利口さんなんだよ。僕の言うことはなんでもきいてくれるんだ…だけどこの世界に飛ばされて離ればなれ、だから僕はガチャをしてなんとしてでもアルマに会うんだ。」
囁き「そう……妹への愛情が深すぎるがゆえに、精神状態がおかしくなってしまったのね…。」
ラムザ「おかしい?あははははは!違うよ囁き!僕ら兄弟の愛情は偉大なんだ。だからどんなことをしてでも会いに行く。普通だろ?」
囁き「そんなの…私には分からないわ。」
ラムザ「そうか…君は記憶を失っていたんだな。独りぼっちの君には分からないか…兄弟の愛情ってやつが。じゃあなおさら教えてやらないとな!」
スッ…
囁き「止まりなさい、ラムザっ!」
ジャキンッ☆
ラムザ「ん?なんの真似だい?それは……」
囁き「どんな理由があろうと、Mogu様の無料10連を勝手に引かせるわけには行かない…」
ラムザ「へぇ~…僕を止めるというのか?君にできるのかそんなことが。僕はすでにlv99。囁きはまだlv89だろ?どう考えても君は僕には勝てない。冷静な君ならそれくらいわかるだろ…」
囁き「うるさい……私はあなたを止めるためにここに来た。」
ラムザ「仕方ないな…囁き、手加減はしないよ?」
囁き「Mogu様のためよ、悪く思わないでね。」
ラムザ「さぁ、来いっ!囁きっ!!!」
……
……
こうして
囁きとラムザの対決が始まってしまうのであった……
~~続く~~
運営「ま、また店がぁ………」ガクッ