研究成果
☆これまでのおはなし☆
ようやく無意味?な問診が終わり、
イルディラが目をつけたアビリティ「戦意高揚」の研究が始まった。
痛みに耐え続けるオルドア
果たしてイルディラの研究は
どんな成果をあげられるのだろうか…。
☆研究成果☆
叩く…。
イルディラ「てぇーいっ!」
叩く……。
イルディラ「この角度っ!」
叩く……!
ひたすら、叩くっ!!
「戦意高揚」の研究のため
ひたすら叩き続けるイルディラ…。
痛い…。
オルドア「いたっ!」
辛い……。
オルドア「うぎゃっ!」
イライラする…!
だが、耐え続けるっ!!
自分の可能性を信じ、
イルディラの研究に付き合うオルドア…。
そして発動する、「戦意高揚」!!
オルドア「うぉぉおおおっ!」
オルドア「フハハハハッ!どうデスかイルディラ!これがマイナーアビリティ、戦意高揚でございますデスよっ!!」
ひたすら殴られ続け、耐え続け…
ようやく発動した戦意高揚。
イルディラ「………ま、まぁまぁでしょうか…。」
その回復量の低さに驚かされるイルディラ…。
オルドア「なんデスか貴様っ!今バカにしやがりましたねっ!?」
イルディラ「そ、そんなことはありません!!次は装備を付けてみましょう、これをどうぞ!」
サッ!!
オルドア「…なんデスか、この弱々しい武器は!」
イルディラ「これは魔力型の武器です!回復量に魔力が影響されるのか…。試してみましょう!」
オルドア「ほう…。少しは頭がよろしいようでございますデスねぇ。」
カチャカチャ…☆
イルディラの指示通り、装備を付けるオルドア
イルディラ「てぇーいっ!」
オルドア「いたっ!!……貴様ぁ、なんでいつもいきなりなんデスかっ!!」
イルディラ「あっ…。すいません、私とした事がまたしても研究に夢中で。」
キリッ!!(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
オルドア「…。まぁよろしい、今回はこのオルドアちゃんが主役デスからねぇ。さぁ、かかってきやがりなさいませっ!!」
イルディラ「はいっ、行きますよオルドアさん!うぉぉおおお!」
ボコボコボコボコ…(°ε°((⊂(`ω´∩)☆
オルドア「いたっ!いたたっ!…オイ!このアビリティは被ダメージ時デスから、本気で殴る必要はないんじゃないデスかっ!?」
イルディラ「………。はい…確かに。…まさかオルドアさんにこの私が教えられるとは…。」
あまりにも的確なアドバイスをされたイルディラ。
それも、よりによってオルドアに…。
一生の不覚…!
イルディラはそう思ったのであった…。
そして再び研究を再開。
今度は優しく、撫でるように…!
イルディラ「てぇぇええいっ!」
ボゴっ!!
オルドア「うぎゃっ!!」
…が、またしても本気の一撃…!
オルドア プルプルプルプル…:(っ`ω´c):
イルディラ「す、すいません!どうしても打撃は苦手でして…。」
普段はほとんど算術による攻撃しかしないイルディラ。
通常攻撃をすることなど滅多にないのだ。
オルドア「まったく、まぁよろしい。貴様の一撃など少し痛いくらいデスからね。」
………再び研究再開。
そして
オルドア「んっ?この感覚…!発動しやがりますよっ!?」
イルディラ「はい!私の計算では、確実に回復量が上がるはず…!」
キュピ-ンッ☆
オルドア「おおっ!見ましたか、イルディラっ!さっきの倍近くになりやがりましたよ!?」
イルディラ「はいっ!やはり計算は間違ってませんでした!やりましたねオルドアさん!」
オルドア「フハハハハハッ!!でかしたぞイルディラ!これで私は天下無双!どんなにダメージを受けてもこの回復量なら!………………。」
イルディラ「はいっ!この回復量ならば!…………。」
オルドア,イルディラ(………、すぐ死ねる…。)
こうしてイルディラの研究第1弾は終わったのであった…。
⬇イェルマFaith50
⬇イェルマFaith70
☆次回☆
「復権の時…!」