「ffbe幻影戦争」チョコがやってくる♪
鉄巨人とのバトル以降
厳しい戦いはなくなり穏やかな時間を過ごしていたMoguたち
この日も街へ買い物に出掛けていた
Mogu「うぅー、寒い…早く帰って珈琲が飲みたいよ…」
最近急激に冷え込んできた
現在は2月
これまで積もらなかった雪が一気に降ってきたのだ
Mogu「もー2月なんだよねぇ。あ、そういえば2月と言えばバレンタインね!野郎共のためにチョコ買わなきゃかなー♪」
Moguは料理をしない
なので手作りではなく売ってるものをいつも渡しているのだ
Mogu「まだバレンタインには早いし、チラシだけ貰って女子会でもしようかな♪」
~~Mogu軍拠点~~
Mogu「ただいまー」
囁き「おかえりなさいませ、Mogu様。」
Mogu「あ、囁きさんちょうどいいところに♪今日の夜は女子会よ♪みんなに伝えといてー♪」
囁き「かしこまりました。」
そして夜がきた……
アヤカ「急に女子会だなんて、なにかあったんですか?」
エトア「まさか…内緒で私たちだけで美味しいものを食べようとか!?」(^∇^)♪
Mogu「ふふふ、あなたたち…この時期に年頃の女子が呑気にしていていいのかしら?」
アヤカ「はて?なんのことでしょう?」
アヤカはたまに天然だ
囁き「……雪かきでしたらラムザとガフガリオンにやらせておくのでご心配なく。」
この間の件を未だに引きずっている囁き
ルシア「あんたたちはホントにぶいねぇ…この時期って言ったらあれしかないじゃないか。」
Mogu「ルシアさんはおわかりのようね……この時期といったら…バレンタインしかないじゃない♪」
アヤカ「バレンタインですかぁ…特に気にしたことないです…」
エトア「チョコの準備するの面倒なんだよねー。」
ルシア「ったく!そんなんじゃいい男がいてもつかまらないよ。」
Mogu「せっかくのイベントなんだから楽しみましょうよ♪今日はそのためにチラシを持ってきたわ♪」
エトア「どれどれー……え?ポ○キーにチ○ルチョコにア○フォート……」
アヤカ「全部安いお菓子ですね…」
ルシア「Mogu……あんたバレンタインをなめてんのかい?」
Mogu「あれー?私の食べたいお菓子のチラシしか持ってこなかったのかな?」
囁き「………(なるほど、Mogu様はこのようなお菓子が好みなのね。)」
アヤカ「あら?このチラシ……他のとは違いますね。」
ルシア「お、まともなのがあったかい?どれどれ…」
バンッ☆
ルシア「これ……食べ物じゃないじゃないか、Mogu」
アヤカ「レイドボスですか…確かにチョコですが食べ物じゃありませんね。」
Mogu「あら!間違ってとってきたのかしら?それにしてもレイドバトルか……こうしちゃいられないわね!」
エトア「もっと情報が載ってるみたいだねー」
バンッ☆
ルシア「へぇー、土タイプに射撃に弱いのか…これは早速あたいの出番じゃないか。」
エトア「おー♪ルーねえ様!早速力の見せ所ですな♪」
囁き「……チッ!」
先日の二人の喧嘩から囁きはルシアにライバル心を持っているのだ
Mogu「ふむふむ…レイドバトルは他の軍と協力しなきゃいけないわけね。だとしたら、今回はルシアさんが適任ね♪」
ルシア「ふふ、任せなMogu。た~っぷり稼いできてやんよー♪」
囁き「あなた…私よりもlevelが低いみたいだけど大丈夫なのかしら。」
ルシア「うっ……」
Mogu「そうねー…この情報だけじゃボスの強さが分からない分、少し心配ではあるわね。」
ルシア「ふん!そんなぷよぷよしたヤツなんかあたいの相手になんかならないさ!チョコプリン?よわそーな名前しちゃってさ!」
囁き「そこまで言って大した報酬を持ってこなかったら……あなた恥かくわね。」
ルシア「はん!そんなことないない。甘く見ないで欲しいねぇ」
Mogu「…ルシアさん、今から特訓よ!」
ルシア「……はぁ?」
Mogu「限界突破の素材は私がなんとかするわ。ルシアさんはJPを稼いでアビリティの強化、それと今あるイベントで武器の強化をしてもらうわ。」
ルシア「なーに言ってんだい!あたしゃ今のままでじゅーぶん!そいつが現れたら呼んでおくれよ。それまで休ませてもらうよー。」
スタスタスタスタ
ルシアは自分の部屋へ帰ろうとした。
Mogu「ルシアさん?……」
ルシア「なんだいMogu、あんたもしつこいねー、あたいは自分の好きなよーにやらせてもらうよ。そんじゃ、部屋でゆっくり……」
Mogu「おゆきなさい!!!」ピカーン☆
それはMoguの秘奥義のひとつ
オート周回 である!
ルシア「う!か、体が勝手に………ぅわぁああ!!」
ズダダダダダダッ!!!
ルシアはものすごいスピードで部屋を出ていった……
Mogu「これでよしっと♪残るメンバーは……」
アヤカ「(な、なんなの今のは!?)」
エトア「(あのわがままルー姉さんが言うこと聞くなんて…)」
アヤカ、エトアは衝撃を受けていた
あのルシアが人の言うことを簡単にきいてしまうなんて思いもよらなかったのだ
二人はMoguの言葉
「おゆきなさい!!!」
に恐怖を覚えたのだ
その日からMoguの魔法の言葉に怯えて過ごすことになるのは云うまでもない……
Mogu「残るメンバーは今のうちにストーリーでJPを稼いでおきましょう♪」ニコッ☆
アヤカ、エトア「は、はいーっ!!」
スタスタスタスタ
二人は素直に従い部屋を出ていった
囁き「Mogu様…1つお願いがあるのですが。」
Mogu「あら、珍しいわね。囁きさんがお願いなんて♪どうしたのかしら?」
囁き「勝手ではございますが…一人でやりたいことがあるのです……」
Mogu「ふむ…いいわよ囁きさん。私はあなたのことを信頼しているわ♪なにか考えがあるのね。あなたの思った通りにやってみなさい♪」
囁き「すみません、ありがとうございます。では少しの間、留守にします…」
てくてくてく…バタンッ☆
Mogu「…なにかしら、囁きさん。危ないことしなければいいんだけど。」
こうして女子会は幕を閉じた
明日から始まるレイドはどうなるのか
そして囁きはいったいどこへ向かったのか……
次回!
「囁き、命がけの武者修行!」