「ffbe幻影戦争」ルシアvsチョコプリン軍団!
Moguの秘技<オート周回>から帰還したルシア
休むことなく回復薬を飲まされながら周回していたために
その反動で一気に疲れがルシアを襲っていた
~~ルシアの部屋~~
ルシア「くぅー…くぅー…」
カチャ……
ソロリソロリ…
エトア「あぁーん、ルーねえ様…寝顔まで素敵なんてずるいですわ!どうやったらルーねえ様のようになれるのでしょう…」
エトアはルシアが加入してからずっと彼女の事に興味津々なのである
エトア「はぁー……こうして見てるだけでも幸せだわ♪愛しい愛しいルーねえ様♪」
エトアはルシアに見とれていた
エトア「なんて美しいのでしょう♪……ん?」
エトアはなにかを見つけてしまった………
それは………
バンッ☆
ババンッ☆
バババーンッ☆
エトア「ま、まさかルーねえ様とラムザがそんな関係だったなんて……」
ドサッ!
あまりの衝撃に倒れこんでしまった
ルシア「ん……おや、エトアじゃないか。なにしてんだい、こんなとこで。」
ルシアが目を覚ました
エトア「る、るるるる、ルーねえ様!ここ、こここれはなにっ!?」
エトアはラムザの服をルシアの目の前に突き出した
ルシア「あーぁ、ラムザの服の事かい。今回はあたいだけがレイドに出るって坊やが聞いて、それで貸してくれたんだよ。安っぽい見た目だけどすごい魔力が込められてるのさ。」
エトア「そ、そうなんだ。(チッ!ラムザのやつ…私からルーねえ様を奪おうとしているなんて思いもしなかったわね…)」
コンコンッ☆
???「ルシア、いるかい?」
ルシア「ったく!人が休んでるってのに次から次へと…いるよー、はいっといで。」
ガチャッ☆
ラムザ「起きてたのかいルシア?」
エトア「(る、るしあー!?ルーねえ様を呼び捨て!?やっぱりこの二人って………)」
ルシア「あぁ、おちびちゃんに起こされちまってさ。で、坊やはなんの用だい?」
ラムザ「休んでたとこ悪いんだけど…ルシア、戦闘の準備だよ。チョコプリンを見つけてきた。」
そう、ラムザたちはレイドボス
チョコプリンの捜索に出掛けていたのだ
ルシア「もー見つけたのかい…あーぁ、ほんっとここの軍は人使いが荒いねぇ。ま、今回はあたいが主役なんだし、やるっきゃないか。」
カツカツカツカツ☆
ラムザ「ルシア、気をつけるんだよ?あんな見た目だけどレイドボスだから…油断しないようにね。」
ルシア「心配ご無用さ、坊や。その調子でドンドン見つけてきな。あたいがぜーんぶ片付けてやんよ♪」
エトア「ルーねえ様!がんばってー!」
ルシア「あいよ♪」
こうしてルシアはチョコプリンを討伐しに出発した
~~~~
目撃場所に到着したルシア
ルシア「ここがチョコプリンのいる場所か…いかにもって感じじゃないか。」
バンッ☆
そこは見渡す限りチョコレート…
いかにもチョコプリンが出てきそうな場所だった
ポヨンッポヨンポヨンッポヨン☆
???「だれだ!俺たちの縄張りにノコノコと入ってくるやつは!」
ルシア「ん?」
ドーンッ☆
ルシア「あんたがチョコプリンかい?ずいぶん間抜けな顔だねぇ。」
チョコプリン「な、なんだと!?きさまー、なにしにきた!さては俺達のチョコレートを奪いに来たんだな!?」
今回このプリンを全playerが狙うのには訳があった
見渡す限りチョコレート
このチョコレートは全てチョコプリンが盗んできたものである
バレンタインデー直前に大量のチョコレートを失った業者は運営に連絡
そして全ての軍に討伐要請を出していたのだ
ルシア「悪い子にはお仕置きが必要だね。覚悟してもらうよ!」
カチャ☆
チョコプリン「ふん、女ごときにやられるか!出てこい!お前らー!」
ヌルヌルヌルヌル…
チビプリン「へいっ!兄貴ー!」
ドンッ☆
ヌルヌルヌルヌル…
ルシア「ったく!チビには用はないんだよ!あたいがやんのはアンタだけさっ!」
バッキューンッ☆
チョコプリン「ぐあー!……」ペタン
チョコプリンは倒れた
あっけない
あまりにもあっけない結末である………
チビプリン「あ、あ、兄貴ー!!」
ルシア「はい、おしまい♪そんじゃ、チョコはいただいてくよー♪」
カツカツカツカツ☆
そうしてルシアはチョコプリンの巣を去っていった……
…………
……
…
チビプリン「あ、あにき………」
ヌルリ……
なんとチョコプリンが立ち上がった
チョコプリン「ぉ、おまえら…隠してあるチョコを持ってこい……」
チビプリン「あにき!」
チョコプリン「ふ、ふふふふふ…あの女め、これで終りだと思うなよ…おれはまだLv1…だがチョコさえ食えば簡単に強くなれる…必ず復讐してやる…!」
……………
こうしてルシアとチョコプリンの第一戦目は幕を閉じた
チョコを食べると成長するという恐ろしい能力を持ったチョコプリン
ここからチョコプリンの逆襲が始まるのであった……