その頃Moguは…。
☆これまでのおはなし☆
ついにその姿をさらけ出したMogu。
レイドの次は、白磁の塔まで囁きに任せたのだ。
そんな囁きは、伸び悩み、なかなか前に進めない低レアリティ達を鼓舞し
軍をひとつにまとめあげて行くのであった…。
☆その頃Moguは…。☆
メンバー全員が出発した後、
Moguは拠点に1人残っていた…。
Mogu「…………くぅ( ˘ω˘ ) 」
誰もいないため、拠点内は物凄く静か。
いつもであれば
そこら中で騒ぎが起こっているのだが…。
いつも6時に起こしてくれる囁きも今はいない。
そう
Moguは今、
遊び放題!寝放題!食べ放題!ゲームし放題!すなわち、自由!フリーダムタイムなのである!!!
が…………。
ドンドンドンドンッ!
Mogu「………くぅー( ˘ω˘ ) 」
ドンドンドンドンドンッ!!
Mogu「………( ˘ω˘ ) スヤァ」
ドンドンドンドンッ!!
バギッ!!
Mogu「ん………?( ˘ω˘ ) 」
なにかが壊れる音がした…。
さすがに目が覚めるMogu。
Mogu「なによ…人が気持ちよーく寝てるってゆうのに。」
眠たい目を擦りながら、Moguは力をふりしぼりベッドから起き上がり
その短い足でフラフラと音のした方へ歩いていった。
するとそこには………。
バァーーーンッ!!
見たことも無いモンスターがいた!!
Mogu「くっ…、よりによって誰もいない時にモンスターが現れるだなんて…。」
そのモンスターを目の当たりにしてようやく目が覚めるMogu。
今、拠点内に居るのはMoguただ1人…!
なんて不用心な軍なのだ。
こんな非力で貧弱で短足で丸顔のMoguだけを残すなんて…。
Mogu「こ、ここは私が闘わないと行けないようね…、行くわよっ!!」
Moguは使い慣れない、その辺に落ちていた細い、鳥のマークがついた、素早く2回振れそうな剣を拾い上げ、モンスターに立ち向かう!
Mogu「うりゃりゃりゃりゃーっ!!」
威勢のいい声を発するっ!
思った通り、1度の攻撃で2回剣を振れた!
Mogu「これでもかっ!これでもかぁーっ!!」
ビュンッ!ビュンッ!!
……………
…………が、
その攻撃は届いていなかった………。
短い手足に、腰が引けていて、全く相手に届かなかったのだ…。
Mogu「お、おのれモンスター!貴様は不死身かっ!?」
モンスター「ガウッガゥッ!!」
Mogu「………ん?」
モンスターは襲ってくる様子はなかった。
それどころか
なにやら手紙をMoguに放り投げる。
Mogu「これは………。運営からのお知らせね!?」
そう
このモンスターは運営からのお知らせを届けに来た
運営の犬…、いや、虎だったのである!
Mogu「なによぉー、ビックリさせないでよ!全く…。もう少しで切り刻んでしまうところだったじゃない!」
間違いなく…
本気で戦っていたら喰われてしまっていただろう…。
モンスター「ガウガウ、ガウッ!」
タッタッタッタ…
手紙を渡し、モンスターはあっという間に帰って行った。
Mogu「はぁ~ビックリした。運営はあんなモンスターまで飼い慣らしていたのね…。………て、扉こわしやがってぇ!!!」
なかなか起きてこないMoguに
痺れを切らして突入しようとしていたのだろうか…。
だが、心配ご無用。
建築、修理に関しては、Moguは達人である!!
Mogu「全く、あんなんじゃなくてモーグリをよこしなさいよ……。」
扉を直し、自室へと戻るMogu。
テクテクテクテク…
Mogu「ふぅ……。どれどれぇ?なんのお知らせなのかしら。」
部屋に戻ったMoguは、運営からのお知らせに目を通す
Mogu「…………な、なな、なななななんですってぇぇええっ!!!」
いつも通りのリアクション。
そのお知らせの中身とは……
バァ-ンッ☆
ババァ-ンッ☆
ババババァ-ンッ☆
Mogu「なんてこと。来月はこのヘレナ様が大暴れじゃない…!コスト100で新ジョブ、算術持ち。更には新武具は魔法耐性貫通がついているなんて…。」
先月のモントに引き続き
またしてもコスト100…!
しかも今回の追加ユニットはこのヘレナ様のみ。
Mogu「運営め…また搾り取りにきたな…!」
☆次回☆
「Mogu、来月の計画を立てる。」
Mogu「また見てねっ!!」